元国立大学法人職員の通訳・翻訳道!

約8年国立大学法人で事務職員として勤務した後に、英語通訳・翻訳者にキャリアチェンジしました。日々、修行中・・・。お仕事のこと、日々の勉強、翻訳など不定期に更新しています。Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

おすすめの日英通訳練習

最近は、いろんな動画や音声が無料で視聴できるため、語学学習環境は昔に比べて格段に向上していると思います。

ただ、日本語→英語の通訳を練習するとき、一番の壁になるのがお手本がないため自分の訳出が合っているのか、もっといい表現がないのかが分からないというものです。

通訳学校などに行けば先生にチェックしてもらうこともできますが、毎日見てもらえるわけでもないので、自己トレーニングが難しいと思います。

 

私は、いろいろ試してみましたが日英通訳の練習は日本外国特派員協会の記者会見の動画がお勧めだと思います。

 

ふなっしーピコ太郎の会見は話題になっていましたよね。

  

日本人スピーカーのときには日英の逐次通訳が入るため表現の方法などすごく参考になります。

私は主に同通練習でこの素材を使っています。

通訳が入るのでスピーチの区切りも短く、またすぐに逐次通訳を聞いて訳をチェックすることができるので同通初心者でも効率よく学べると思います。

 

外国人記者クラブの会見でいつも気になるのが、日本人記者の質問の少なさです。

カルロスゴーン氏の主任弁護人である弘中惇一郎弁護士が記者会見を行ったときも、質問するのは海外メディアのみでした。

見かねた司会者が「日本のプレスもどうですか?せっかくのチャンスなので」と言っても誰も日本人は出てこず、ようやくフリーの記者さんが1人だけ質問していたように記憶しています。

 

主に外国人記者を対象としたものなので主戦フィールドではないのかもしれませんが、質問もないならなぜ出席しているのかなぁ・・・とちょっと残念に思いました。

 

話は逸れましたが、優秀な通訳さんの訳例から学べることもたくさんあるのでぜひやってみてください。